ジャカルタへの旅 その1

関西空港を12:00AM初のガルーダ航空に乗り、ジャカルタに向かいました。
今回は友人の誘いによる旅行なのですが、逆に私も友人を1人誘いました。
現地のレストランで最初4人で食事する予定だったのですが、いつの間にか7人に増えていました。

関西空港からジャカルタまでは7時間のフライト。
機内も空いており、隣の席には誰もおらず、快適な空の旅でした。
関西空港のラウンジで3冊、飛行機の中で6冊、計9冊の本を読みました。
私は本さえ読めればゴキゲンなのです。

ジャカルタの空港に到着し、そこでビザ代として35米ドルを支払わなければいけないとのこと。
今までどの国に行ってもそんなことをしたことがありません。
入国審査の所までにビザ代を支払う場所があるのですが、意味が分からず通り過ぎてしまう可能性大です(実際、私の友人も気がつかず、ずいぶん時間をロスしたようです)。

そうするとビザ代を支払ってから、また並び直さないといけないわけで、旅行者にとっては不便この上ありません。
その国に入るまでに印象が悪くなってしまいます。

もっと酷(ひど)かったのが空港内にいるポーター。
同じユニフォームを着ている男性がたくさんいたのですが、その一人が私のキャリーバッグを手に取ろうとするのです。
空港内での手荷物検査か何かと思って荷物を預けたら出口のところでチップを要求されました。

空港に着いたばかりなので現地の小銭を持っていません。
こんなところでトラブルになるのも嫌なので、結局日本の千円札を1枚渡しました。
ジャカルタの物価は日本の6分の1とのことなので、このポーターはわずか1分ほど荷物を運んだだけで、6千円分ほどの収益を得たわけです。

空港内でこんな「ぼったくりポーター」を置いていては国の恥です。
「ここは後進国です!」と言っているようなものではないですか。
同じ東南アジアでも例えばシンガポールだと、このような嫌な思いは全くしないはずです。

入国審査の所に並んでいる人たちを見ると、30代くらいの若い日本人男性が多いのです。
それに対し家族連れや観光の団体は皆無。
みんなインドネシアに仕事に来ているのでしょうか?