今年のメインイベント

今年の海外旅行の目玉はバーゼル(スイス)とモントリオール(カナダ)です。
2つともまだ行っていないのですが、どちらも3泊5日で、現地で丸2日間が確保できます。
個人旅行の最大のメリットは自由自在に動き回れること。
「I play it by ear.(風の吹くまま、気の向くまま)」なのであります。

なぜ、バーゼルモントリオールなのかというと、バーゼルは「家庭内パートナー」の希望。
「テレビを見ていてキレイだったから」というごく単純な理由です。
スイスは超一流の観光地で、風景の美しさから言えば、スイスアルプスと対抗できるのはカナディアンロッキーくらいではないかと思います。

しかしながら一流の観光地は物価が高いのです。
パリもニューヨークも高いですよね。
アジアでも例えば一流ホテルは東京の帝国ホテルと同じくらいかそれ以上の宿泊費ですが、一方、庶民の生活費はビックリするぐらい安く、都市の中で「二重物価」が共存しているわけです。

バーゼルはドイツ語圏なので気が楽です。
ドイツ語圏は治安もいいのです。
英語が通じるところでもアメリカは何となく緊張するのですが、オーストラリアやニュージーランドシンガポールへ行くとホッとします。

同じドイツ語圏でもベルリンは多少雰囲気が違い、何かピリピリしたものを感じます。
私はベルリンだけは“やや”苦手で、軍事強国プロイセンの伝統を引き継いでいるのか、ちょっと波動的にキビシイものを感じます。
それに対しミュンヘンを始めとする南ドイツはフレンドリーで、空気が柔らかいのです。

カナダは今までバンクーバー、バンフ(カナディアンロッキー)、トロントに行きました。
そうするとモントリオールが残っているということになります。
モントリオールはフランス語圏です。
2年後のフランス語学習開始に向けてのモチベーションアップを期待していないと言えばウソになります。

海外へ行き、言葉が通じないくらいはどうってことはないのですが、街角に書いてある文字が読めないのは不安を増します。
文字が読めないところを訪れると「異国へ来た!」という気持ちが強くします。

私は平均的な日本人のように漢字も英語も読めます。
ついでにドイツ語も読めます。
あとはフランス語を始めとするラテン系が読めれば鬼に金棒です。
海外旅行は語学習得へのモチベーションをいやが上でも高めてくれます。