病気に学ぶ

健康を失うと、健康のありがたさが実によく分かります。
ここ4,5日、「カゼ」、「胃痛」、「ギックリ腰」の3重苦に耐えておりました。
この3つの症状なんて、ほとんど相互に関連がないように思われますが、体調を崩すと一挙に同時に出てきました。

一番気になったのが「胃痛」で、胃カメラを飲みに行きました。
結果は予想通り「十二指腸潰瘍」。
もう十二指腸潰瘍は治ったと思っていたので、ちょっと残念です。
でも「即入院」を言われなくて助かりました。

前回は胃カメラの麻酔から覚めた途端、医師から「入院の必要があります」と言われ、覚悟も何もせぬ間に「あれよあれよ」と病院のベッドに寝る羽目に陥りました。
しかしながらパソコンを持参していたので、会社やアポイントを取っていた先には、すぐにメールができ、ものすごく助かったことを覚えています。

ふだんから勇ましい大ボラを吹いておられるのも、健康だからこそだということがよくわかりました。
病気からも学ぶことは少なくないのですが、健康であるにこしたことはありません。
今回も「2週連続で旅行すると病気になる」ということが分かったので、来年からは余程スケジュールに気をつけていこうと思います。

伊勢神宮への参拝は既にすべて予定を入れております(ホテルの予約済み)。
ほかに海外旅行3回も予約済み(飛行機とホテルの予約を完了しました)。
来年はそれ以上あまり予定を入れずに、会社と自宅で仕事と知的生活に頑張っていこうと思います。

日本は徳川時代に300年近く鎖国をしました。
鎖国にも功罪があります。
「罪」のほうは、産業や社会が停滞したこと。
また最後の方は欧米の諸外国に後れを取り、国防・独立の危機にも陥りました。
しかしながら「功」のほうを言うと、鎖国によって日本独自の文化が発達しました。
来年は積極的には外に出ず、自分の持ち場でシッカリと「内的な充実」を目指していこうと、今回の病気を機に思いました。