早起きは3億の徳

今までいっぱい失敗もしてきたのですが、一つだけやってきて良かったと思うことがあります。
それは朝の時間の活用。
若い時にいろんな人の本を読み「どうも成功者には共通点がある」と気がつきました。
みんな早起きなのです。

先日、美容業界で大成功している人の本を読みましたが、「休まない派」に属してからは、誰よりも早くお店に出ることを心掛けたのだそうです。
結果は年収3億円超。
休まずに早く出勤するだけで、そうなってしまうのですね。
年収はともかく「休まず、早く出る」で会社を上場させてしまった人を、私は3人は知っています。

美容業界のその大成功者が、自分のところの美容チェーンに入社してきた新人に「どうしたら成功できるのですか?」と聞かれ、「休まずに、毎朝早く店に出ること」と答えたら、その新人は素直にそれを実行し出しました。
新人に頑張られると、何となく落ち着かないのが、以前からの店長。

新人に負けないように店長が早く来るようになり、新人がそれよりもっと早く来るといった一種の競争が始まりました。
段々と乗る電車が一本ずつ早くなり、遂には2人とも始発に乗っての出勤。
ところが新人がバイクを買って、始発よりももっと早く出勤することによって、その勝負はついたのだそうです。
ちなみにその新人は、それ以降も「早朝出勤」を1日も休まず続け、今では美容業界で大きな成功を収めているとのことです。

子供3人を抱えながら、アメリカの大学院への留学を果たした女医さんは、留学の受験勉強のため、朝3時から6時までの3時間を確保。
また新幹線通勤にして、往復3時間を勉強時間に当て、計6時間の勉強を続け合格しました。
家事、育児、仕事、勉強をこなすスーパーウーマンも、朝3時に起きることが文字通りすべてのスタートになっているのは間違いがありません。

私は今のところ、早朝に起きる障害は何もありません。
家族、健康、仕事のサイクル、お付き合いの度合い等、どれをとっても何の問題もありません。
誰に何の遠慮もいらず、朝早くから知的活動や仕事ができるのです。
ならばここはひとつ、自分のライフスタイルを生涯貫き通してみようと思うのです。