美味しい食事は、人を元気にさせる一番簡単な方法だと思います。
逆に手抜きの食事ばかり取っていると、心が荒(すさ)んでくることがあるようです。
食事は考えている以上に、心身に影響を与えているのかもしれません。
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鍵山秀三郎先生は肉を召し上がりません。
弟子である私も、自分が料理を選ぶ場合は肉を選択しません。
ただしコース料理などで肉が出てくる場合は、喜んでいただいております。
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アメリカ共和党の有力大統領候補であるロムニーさんはモルモン教徒ですが、この宗教はコーヒーもお茶も飲みません(もちろんアルコール類も)。
イスラム教は豚肉がタブーだし、ヒンズー教は牛肉を食べることはできません。
日本の仏教はお酒には寛容ですが、上座仏教ではアルコールは一切ダメです。
イスラムの戒律に厳しいサウジアラビアあたりだと、酒類は所持しているだけで逮捕されるのではないでしょうか。
日本神道では神事の後にお神酒(みき)が出てくるぐらいで、お酒には寛容です。
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いずれの教えに帰依するかはともかく、感謝していただくことが肝要なのだと思います。
モノを食べるということは、ほかの生命を奪うことでもあり、考えてみればかなり厳粛なことなのです。
過食はそういった意味でも、戒めなければならないことなのかもしれません。
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ということなのですが、とりあえず先日ある勉強会での料理の写真をお載せいたします。
美味しかったのであります。