5. 『暴走する中国軍』(高貫布士・並木書店・1,600円)

内容的には相当面白い本でした。
中国が今後どういう道筋をたどるのかは、オリンピック後が一番の山となるような気がします。
そうでなくてもオリンピック後というのは、その開催国にとって大きな危機が来る可能性が高いのです。
ベルリンオリンピックの3年後に第2次世界大戦が始まりました。
韓国は経済的に大ピンチに見舞われました。
冬季オリンピックサラエボにいたっては、国がなくなってしまいました。
中国の動向は世界に影響を与えます。
中国の経済、政治、軍事がどうなっていくのかは、非常に興味深い課題です。