伊勢神宮には内宮の正宮をはじめ、125ものお社があり、それぞれ神さまが祭られています。
そのほとんどのお社の、すぐ隣に同じ大きさの空地があり、20年に1度、そこに全く同じ建物を建てるという儀式が式年遷宮なのです。
前回は2013年だったのですが、550億円の費用がかかったとのこと。
これが1300年間(戦国時代の一時期を除いて)続いているわけです。
天照大神が伊勢の地に鎮座されて2000年。
今から2000年後も、同じ場所で、同じやり方で祭られているはずです。
連綿と続く神宮の歴史の中で、名もなき自分が少しでもその継承の力になりたいと、前回、多少の寄付をしました。
次回の式年遷宮は10年後の2023年です。
私は80歳になります。
むろん寄付をしたいと思い、毎月少しずつ貯金をしています。
実は密かに、その次の式年遷宮の参加も狙っており、そのとき私はちょうど100歳。
まだ現役で働いているかもしれません。
2013年は伊勢神宮だけでなく、出雲大社でも式年遷宮が執り行われました。
出雲大社は60年ぶりの式年大社とのことで、こちらの方は残念ながら前回の参加が最後となりそうです。