伊勢参拝

平成25年10月2日に伊勢神宮の内宮での
式年遷宮がありました。
式年遷宮伊勢神宮では20年に1度行われる最高の儀式です。

それまで神道にほとんど関心がなかったのに、
何かのご縁で参加することができたのです。
こういうのを「神縁」と呼ぶのかもしれません。

実はその年の5月にも出雲大社式年遷宮があり、
それにも参加できたのです。
出雲大社式年遷宮は60年に1度。
伊勢神宮出雲大社式年遷宮が同じ年に行われたのは、
今まで歴史上2回しかなかったと本で読んだことがあります。

伊勢神宮での式年遷宮では、
天照大神(アマテラスおおみかみ)が古い神殿から出られた瞬間、
心地よい”そよ風”が吹いたのを感じました。
また出雲大社では、式典が終わると同時にザーッと雨が降り出しました。
実際にその場で体験すると、神さまの存在を実感せざるを得ないのです。

伊勢神宮には式年遷宮以来、ずっと毎月参拝に訪れています。
もう完全に生活の一部になっています。
最初は宿泊するホテルも色々だったのですが、
しだいに一つのホテルに決まっていきました。

もう40回ぐらい同じホテルに泊まり続けています。
もはやそのホテルのスタッフの人たちで、
私を知らないのは新人さんだけです。

そのホテルは1年前から予約できるのですが
(従って来年の11月分まで予約済みです)、
一度手帳に書いたその日程は、他の予定が入りそうになっても、
動かさないことにしています。
私にしたら、神さまとのお約束という気がするからです。

外宮(げくう)と内宮(ないくう)で、
計11か所の神殿をお参りして歩きます。
伊勢神宮天照大神をお祭りしている」というのは、
もちろん間違いではないのですが、
お祭りされている神さまは他にもたくさんおられるのです。

外宮の主祭神である「豊受大御神(トヨウケのおおみかみ)」を始め、
元寇で大風を吹かせて日本を守った「風の神様」もお祭りされています。
龍神のお社もあり、また絶世の美女だった木花咲耶姫
(このはなさくやひめ)のお社もあるのです。