コロナのせいで海外旅行に行けなくなり、これが私にとってはひじょうにプラスでした。
その分、国内旅行に数多く行けたからです。
国内旅行は“ほぼ”すべてがクルマ旅。
それもほとんどが1人旅です。
家族の用事が東京である時など、妻が新幹線で、私がクルマで別々に行くことすらあります。
東北や南九州あたりへの旅だと、目的地に着くまでにどこかで1泊しないといけないのですが、それもまた楽しいのです。
クルマ旅だと荷物の制限がなくなるので、1人旅なのに大きめのスーツケースを2つ持っていきます。
スーツケースの中には、デスクワーク用のライトや、体重計や、風呂で使う携帯イスまで入っています。
「宿泊は一流ホテルで」とか「旅行ではご馳走を」などという思い込みを捨てたら、旅がいっそう自由自在になりました。
神社巡りをする時など、朝食を取らず早朝からスタートします。
いくつかの神社を参拝したのち、高速道路のサービスエリアで午後4時ごろに食事をすることが多く、たいていそれが「1日1食」となります。
私の経験則では「食べないとバテない」のです。
経済や経営や時事問題や語学のCDをタップリ積んでいるので、本とはまた違った勉強ができるのもうれしいですね。
運転に疲れたときなど、音楽を聞くと元気になることがあります。
昔の歌謡曲やジャズがガツンと魂に響いてくるのですが、試しに民謡を聞くとバッチリでした。
江利チエミのファンクラブに入りたい心境ですが、もう存在していないでしょうね。