河口湖から東京クルマ旅 その1

最近、私は1人旅が多くなっているのですが、厳密に言うと「愛車との2人旅」と言えなくもありません。

どこへ行くのもクルマで、新幹線や飛行機の時刻に縛られて動くのが億劫になってきました。

クルマ旅は荷物をたくさん積んでいけるというメリットがあります。

大きなスーツケースを2つも抱えてやってくる中高年男性1人客というのも珍しいのか、田舎の旅館などに着くとビックリされることがあります。

旅館やリゾートホテルの場合、そもそも1人旅という設定が最初からなかったりし、21組でないと予約すらできないことも少なくありません。

ところが今度行く河口湖のリゾートホテルでは「自分へのご褒美プラン」という「おひとり様」専用の設定があり、肩身を狭くせずとも行けそうです。

 

なぜ河口湖で泊まるかと言えば、次の日に富士山本宮浅間大社(ふじさん・ほんぐう・せんげん・たいしゃ)にお参りに行くからです。

ホテルから大社までクルマで1時間ぐらいかかり、そんなに近いというわけではないのですが、ほかに良さそうな宿泊所が見つからず、この際「ご褒美プラン」に乗っかかることにしました。

スーツケースの中には旅行用品を普段から詰め込んでいて、着替えさえ用意すれば、すぐに旅立てるようになっています。

何度も旅していると、それなりにノウハウが貯まって来て、毎回、より便利に、より効率的になっていきます。

最近少しご無沙汰している海外旅行ですが、これだって関西空港へのクルマ旅の延長だと考えれば、心理的バリアがとても低くなり、1人旅でも面倒がらずに行けるようになるかもしれません。

旅は人間の幅を広げてくれます。

それが証拠に、よく旅する人と話すのは実に面白く楽しいのです。