若い頃は「いつも全力」なんてことをキャッチフレーズにしたりしがちなのですが、これだと息が切れてしまいます。
「人生はマラソンのようなもの」と言うと、もう少し真実に近くなってくるのですが、これでも走りっぱなしというわけにはいかないのです。
「走る」のではなく「歩く」方が長続きし、ゆっくり歩く方が、結局は目標に達したり、果実を得たりするように感じます。
10時間ほど歩かないといけないウォーキング大会に参加した知人がいるのですが「休まず歩き続けた人が一番強かった」そうです。
ちょっと頑張ってはコンビニに寄ったりするよりも、とにかく休まずに歩き続けるわけです。
なんだかとても人生に似ているような気がします。
今までの自分の人生を振り返ってみると反省ばかりです。
学生時代は本当にもっと勉強すればよかったと思います。
私は体育会柔道部に所属していましたが、柔道だってもっと強くなれたはずです。
社会人になってもムダが多く、営業の成績は良かったのですが、社内でのコミュニケーションに苦労しました。
会社選びを間違った感があります。
28歳で自分の会社を始めたのですが「会社は大きくしなければならない」という思い込みがあり、これも間違いでした。
今のように、一つ一つ収益物件を増やしていくという方法を取っていれば、今の倍ぐらいの資産になっていたような気もします。
が、過去を悔やんでいても何のプラスにもなりません。
多くの失敗をし終えて知恵がついた分、これからこそが本番だと思っています。
生涯、進化し続けていこうとファイト満々です。