小さな会社のストックビジネス

小さい会社には小さい会社なりのメリットがあります。

 

まずは大きなオフィスは必要がないので、そこでもう簡単にコストダウンが図れます。

 

当社でも以前の4分の1の広さのオフィスに移動したことがあるのですが(それが今のオフィスです)、動線が短くなり、仕事がしやすくなった実感がありました。

 

スタッフとの打ち合わせなども、顔を前に向けたり、横に向けたりするだけでデキてしまえるので、便利なことこの上ありません。

 

当然ながら固定費は小さくなり、今の損益分岐点は売上の半分程度の所に位置しています。

 

無借金だと資金繰りも楽で、ついでに言うと取引銀行は1行のみで、通帳も1冊だけなので、その通帳を見るだけで資金繰りがつかめてしまえます。

 

事業経営から不動産投資業に移行したので、電話もそんなにかかってこず、知的作業には持って来いの環境となりました。

 

不動産投資業の中には、キャピタルゲインを狙う買取転売業と、インカムゲインが目的の不動産オーナー業とがあります。

 

当社はむろん、生き馬の目を盗む前者ではなく、のんびりした後者のほうです。

 

不動産オーナー業は毎月一定の収入が入ってきます。

 

しかしながらそれを自分たちの贅沢のために使っていたのでは、大規模修繕や新規投資が出来なくなってしまいます。

 

次の一手への情報を得るのは重要な仕事で、経済紙や経済雑誌や書籍に極力目を通すようにしています。

 

東京ビッグサイトや大阪インテックスで行われる展示会は、まさに最新情報の宝庫で、これに顔を出さないという選択肢はありません。