過程を存分に楽しむ

ある服飾アドバイザーいわく「今の自分に似合う服を求めるのではなく、『なりたい自分』にふさわしい服を選ぶべきだ。そうするとその服が『なりたい自分』に引き上げてくれる」とのことです。

 

この法則は私も以前から実践してきたのですが、まさにその通りの結果を生むようです。

 

私の場合、究極の勝負服は羽織袴で、羽織袴だとどこへ行っても圧勝なのです。

 

で、先日「なりたい自分」を久しぶりに考えました。

 

そうすると何と「今の自分」が「なりたい自分」だったことに気づいたのです。

 

夢や目標を設定し、それに向かって努力していくというのが、今までの生き方だったのですが、その方針を変えてもいいかもしれません。

 

「この世で1冊でも多く本を読み、静かに朽ちていく」という人生観も実は持っています。

 

そうすると、生きていく上での、ちょっとした喜びやラッキーや感動はすべて「儲けもの」でもあるのです。

 

逆にそれらを得られなくても「1冊でも多く本を読み」そして「朽ちていく」だけでいいわけで、何の焦りも苦しみもないということになります。

 

自分の手で食事をし、自分の足で歩けるということだけで、実は超ラッキーなことなのかもしれません。

 

「それ以上、何を望むのか?」という、仙人のような心境にもなってきました。

 

少なくとも「義務感を伴った」目標は設定しないようにするつもりですが、ワクワクする夢や目標は持って、達成までの過程を存分に楽しもうと思うのです。