「自分は何者なのか」や「どういう人間になりたいのか」を
最初にハッキリ決めてから、
それにふさわしい服を探すというのが、S先生のやり方です。
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実際、S先生との面談で、
私がその答えを出すのに1時間半かかりました。
ファッション・アドバイザーで、
そこまで追求する人はいないと思います。
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S先生は本を何冊も出され、
私もそれらの本を読んで「目からウロコ」体験をし、
それが今回の出会いのキッカケとなりました。
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私の場合は羽織袴という「圧勝する勝負服」があるので、
あえてスリーピースのようなフォーマルなものは作らず、
ジャケパンで行こうということになりました。
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百貨店のメンズ館で、取っ替え引っ替えS先生が服を選び、
私はそれを言われるがままに着ていくという
パターンで進んで行きました。
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おまけに服を着るごとに写真を取られるのです。
これが4時間ほど続くので、
仕事している方が余程楽なのであります。
ここ5年ほどで一番疲れた作業だったと思います。
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S先生の提案で、名刺入れまで新しいのに替えました。
ハッとする色使いの、いわば「ショッキング・ブルー」
とでも言えそうな名刺入れです。
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S先生いわく「新しいビジネスステージ」のための
名刺入れなのだそうです。
買ったあと、その名刺入れを見るたびに、
モチベーションが上がっていくのを確かに感じます。