東京へのクルマ旅 その6

S先生とは新宿伊勢丹メンズ館で午前11時に待ち合わせ、
まずはコンセプトづくりをし、そのあと実際の服装購入をして、
お別れしたのが夕方6時近くでした。
延々7時間もお付き合いしてくださったわけです。

お会いするまでにメールで「ヘトヘトになりますよ」との
お言葉をいただいていたのですが、実際「超ヘトヘト」になりました。

不動産営業から足を洗った今の私のポジションを考え、
ネクタイなしのコーディネートでいこうということになりました。

ネクタイをしないスリーピースという手もあったのですが(S先生提案)、
私には羽織袴という「圧勝する勝負服」があるので、
ジャケパン(ジャケットとズボン)で取り揃えることになりました。

驚いたことに最初の買い物は、襟(えり)につけるピンバッジからでした。
「豊かな人生の伝道者」というコンセプトを象徴する
マークを襟につけることにより、常にそれを意識するためです。

が、それを選ぶのも結構難しかったのです。
知恵を象徴する「フクロウ」か、
やはり知的さを表す「ペンとインク壺」のピンバッジにするかの
二者に絞られたのですが、私が文章を書くということで
「ペンとインク壺」の方に決定しました。

シンボルのバッジを決めたあと、やっと服装選びが始まるわけです。