不要なモノを捨てていくと、まわりにはお気に入りのモノしか残らなくなりました。
お気に入りのモノはワクワクするものでもあります。
モノが「やる気」を漲(みなぎ)らせてくれたり、モチベーションを高めてくれたりすると、生活が格段に快適になります。
余計なモノを持っていると、モノに時間が取られるのです。
これは家自体でも同じで、必要以上に大きな家に住んでいると(費用だけでなく)時間がどんどん取られていってしまいます。
会社だって自分の能力にふさわしい適正規模というのがあり、経営者の能力や体力が減退しているのに、規模が小さくならないのは不自然かもしれません。
市場の変化に合わせて会社を変えていくのは経営の鉄則ですが、市場だけでなく自分の能力の変化によっても、会社の規模や中身を変化させる必要があることに気がつきました。
たぐいまれなる馬力で、30代で大成功した人でも、そこからまた一波乱、二波乱あるのが必然で、いつまでも成功し続ける保証があるわけではありません。
生き残り続けるには、変化に対応できる余裕が必要だということなのでしょう。
精一杯背伸びをしていたり、油断していたりすると「まさか」が来たとき、あっという間にひっくり返ってしまいます。
シンプルライフやシンプル経営で損益分岐点を低くしておき「お金を貯めて、収益物件を一つ一つ増やしていく」方式だと、目標がハッキリし、余計なことをして失敗する確率が少なくなります。
当社はあと25年で「100周年」ですが、悠々とした100周年でありたいと願っています。