個人で500億円もの借入れをし、それをすべて不動産投資に充てている人がいます。
講演もチョクチョクされており「ここまで大規模にしてしまうと、逆にリスクが減るのかもしれない」などと思ってしまうほどでした。
この人は中学を卒業したあと新聞販売店に勤めたのですが、仕事がよくできたため、年収2,000万円を切ることはなく、年収5,000万円の時もあったそうです。
が、この人が破たんしたとの報道をネットで見ました。
私はこの人には会ったこともなく、微塵も悪意を持っていないのですが、やはりそういうやり方はアカンのだということがよくわかりました。
不動産投資で破たんした個人投資家を、今のところ私はあまり知らないのですが、こんな不動産投資の権化のような人でも破たんするのだから、世のサラリーマン投資家と呼ばれるような人たちは大丈夫なんだろうかと心配になります。
これはあとでユーチューブで見たのですが、高級時計を数十個持っていたり、高級外車も20数台所有したりしているようで、たしかにこれは余分な散財だという気がします。
これは私の持論ですが、不動産投資家はハデな動きをしたり、有名になってはダメで、そうすると嫉妬を買ったり、徴税機関に目をつけられたりするからです。
不動産投資での手残りのキャッシュは、将来の修理費や次の投資のために置いておくべきで、そのお金を生活費や贅沢に使ってはいけないと思うのです。
お金のかかる趣味は持たないというのも、不動産投資家にとっては大事なことかもしれません。
私の知人で美術品や骨とう品を、趣味で今までに累計3,000万円ほど購入してきた人がいるのですが、事情があり売ったところ、売却額はたったの20数万円だったそうです。