私は昭和生まれで、専業主婦の母親と、専業主婦の妻と生活してきたので、今まで自分で炊事・洗濯をしたことはほとんどありません。
掃除は鍵山流掃除道5段(勝手に言っています)なので、自宅の掃除にも力を入れています。
炊事・洗濯・掃除のほかにも「名もなき家事」というのが結構あり、ついそれらを無視してしまうのですが、案外そこに時間を取られていることに最近になって気がつきました。
しかしながら、ちょっとした片付けなどの「名もなき家事」を怠ると、途端に部屋などが乱れだすのも事実です。
モノが多いと、時間も取られます。
また「やるべきこと」や「やりたいこと」が多すぎると、結局何もできないままで終わり、挫折感だけが残ります。
やっぱりシンプルライフしか方法はないように思うのです。
私も自分の能力以上の目標を持ち過ぎる嫌いがあるのですが、やるべきことを毎日淡々と実行できたなら、それで満足すべきだと思うようになりました。
一応現役のビジネスマンなので仕事もしているのですが、どちらかいうと夜のルーティンワークの方に気合が入っています。
夕食前の1時間の語学の勉強と、夕食後の3時間の読書タイムは知的生活のコア部分でもあり、これを今から30年間続けたならば、そこそこのものになるのではないかと思っています。
「車勉」も「ヨコ勉」も最近になって始めたもので、その威力に驚き「どうして若い頃からやっておかなかったんだろう?」と思うのですが、やっぱり今になって「機が熟した」ということなのでしょう。