伊勢神宮へ参拝に行く時、途中でいつも高速道路から石清水八幡宮(いわしみず・はちまんぐう)が見え「一度行かなければ」と思い続けていたのですが、今回やっと訪問することができました。
京都府八幡市の山の上に本殿があり、ケーブルカーで行くことができます。
石清水八幡宮の建物は国宝に指定されているとのこと。
神社にもいろいろと系統があり、一番多いのは「八幡」系統で、第15代の応神天皇が祭られています。
応神天皇はちょっと謎の方で、今後の研究テーマにしたいと思っています。
その総本宮は大分県にある宇佐八幡宮です(和気清麻呂が道鏡の野望を打ち砕いた事件がありました)。
石清水八幡宮は三大八幡宮の一つで、ほかには宇佐八幡宮と筥崎宮(はこざきぐう)があります。
*これはケーブルカーの山上駅です。
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本殿には応神天皇、宗像三姉妹(タゴリヒメ・タギリヒメ、イチキシマヒメ)、そして神功皇后が祭られています。
神功皇后は応神天皇の母親で、応神天皇の子供が(善政を敷いたと言われる)仁徳天皇です。
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山の上なので、景色がすばらしい。
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この塀はどこかで見覚えがあると思っていたら、熱田神宮で見た「信長塀」と同じでした(信長が寄付した塀です)。
ここでもやはり「信長塀」と呼ばれています。
信長は一向宗と戦ったり、比叡山(天台宗)の焼き討ちを行ったりと、仏教(僧)には厳しく当たっていますが、信長の母親が神社の家系出身であったせいか、神社には親近感を持っていたようです。
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境内にエジソン記念碑が建てられています。
エジソンは電球のフィラメントをつくるのに、あらゆる材料を使って実験したのですが、ことごとく失敗に終わりました。
が、石清水八幡宮の竹を使ったところうまくいき、電球が世界に普及することになったというわけです。
おもしろいエピソードでしょ?
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石清水八幡宮は初めて訪問したこともあり、スピリチュアル的にはよく分かりませんでした。
私は神功皇后のファンでもあるのですが、せっかく神功皇后がお祭りされているのに、ピンと来なかったのは残念です。
いい神社であることは間違いがないので、次回はもっと気持ちを集中して、神功皇后の波動を受け止めたいと思います。