テレワークが「どれだけ普及しているのか?」や「今後も続いていくのか?」が、今のところまだよくわかりません。
当社もテレワークを画策したのですが、テレワーク会議の議題が「テレワークで何をする?」になりそうなレベルなのでヤメにしました(笑)。
テレワークは色んな所に影響を与えそうですが、不動産業で言うならば、都心のオフィスの必要性や、住宅の間取り(例えば仕事部屋をつくる)などが変化すると思われます。
自宅でテレワーク会議に参加する場合、スペースは何とかなっても(生活)音の問題がなかなか解決できないようです。
また自宅に、仕事に適したデスクやテーブルがない場合が多く、長い間家で仕事をしていると、腰痛に悩む人が出てきたとも聞きます。
建売りが好調に売れていっているとの情報もあります。
一方、コロナで各社員の実力が浮かび上がって来て、評価を下げる人も出てきました。
それどころか営業パーソンなど、本当に必要なのかどうか自体が問われ始めているようです。
例えば病院や開業医などにクスリを販売しているMRと呼ばれる営業職があるのですが、コロナでその活動がほぼゼロになったのにもかかわらず、薬の売上はさほど変わらなかったそうです。
これなど実際にリストラへとつながっていく動きがあるようです。
都心のオフィスにまで行くことなく、近郊の自宅近くにあるシェア・オフィスに「出勤」するケースも出てきそうです。
副業も解禁の会社が増えてきました。
雇用ではなく請負という形態に変化していくかもしれません。
例えば営業や経理のプロとして、活躍の場が今以上に広がっていく可能性も考えられます。