楽しむしかない

学生時代や、あるいは社会人になってからも、今から思えば随分と時間をムダにしてきました。

 

今その頃に戻れるとしたら、柔道でも勉強でも仕事でも、かつての数倍の成果を上げていると思うのです。

 

しかしながら過去はもうどうしようもなく、現在と将来のみに焦点を当てていきたいと思っています。

 

「時間をカネで買う」というのは若い頃にはなかった発想です。

 

お金を出して時間を節約し、その分、自分が最も得意としている分野や「やりたいこと」に集中してエネルギーを注ぐというわけです。

 

自分の得意技がよく分かっていなかったり、あるいは自分が一番やりたいことが曖昧模糊(あいまいもこ)だったりする場合には「時間をカネで買う」意味がありません。

 

毎日漠然と生きていたのでは、人生で「やり遂げた」ものもなく、漠然と死ぬしかないではないですか。

 

会社には経営計画書が必要だし、人生計画書だってあったほうがゼッタイいいと思うのです。

 

私はそれらを統合した「経営・人生統合計画書」を書いています。

 

毎年新しい「経営・人生統合計画書」を練るというわけではなく、気がついた時にどんどん追加したり、書きかえたりしています。

 

これによって「やるべきこと」が明確になり、目標や夢が実際にかなり実現しました。

 

私にとって「やるべきこと」は「読書」と「語学」と「投資」の3つだし、それらに時間を振り向けるためにもシンプルライフしかないのです。

 

仕事も勉強も趣味もすべてが意識の中では一体で、オンもオフもありません。

 

すべて楽しむしかないと思っています。