旅するように働く

伊勢神宮に毎月参拝に行っているのですが、だいたい同じホテルに宿泊していました。

 

コロナで閉鎖になったりして、だいぶ様子が違ってきてしまったのですが、先日、久しぶりにそのホテルに泊まりました。

 

夕食のとき、スタッフの人が「今回で76回目のご利用ですよ」と教えてくれました。

 

さすがに76回宿泊している人は他にはいないと思います。

 

もっと言えば、毎回同じ部屋に泊まっています。

 

半旅館形式なので、ほかの部屋には机が設置されてなく、デスクワークが極めてしにくいからです。

 

そのスタッフの人は、聞けば全国を派遣で移動して回っているとのこと。

 

三重県の今のホテルの前は、石川県のホテルで働いていたそうです。

 

そんな働き方もあるんだとビックリしました。

 

「旅するように各地に住まう」という住まい方が、テレワークとともに最近見られるようになったのですが、「旅するように各地で働く」というのも出てきたのですね。

 

ワンダーフォーゲル・ワーク」とでも名づけたらいいかもしれません。

 

昔、世界で3か所ほどを拠点にして、そこで活動したいという、漠然とした夢を持っていました。

 

その3か所をどこにするかも色々考え、シンガポールミュンヘンバンクーバーなどを候補に挙げていました。

 

幸か不幸か、海外にはしばらく行けそうになく、海外を回るかわりに自社のコインパーキングを(掃除して)回っております。

 

せっかくのコロナというチャンスを活かし、ライフスタイルを一新していきたいと思うのです。

 

あとから考えて、コロナが(いい方向への)人生の分岐点だったと言えるようにしたいものです。