高級ホテルの宿泊料が冗談でないぐらいに値上がりしています。
特に東京は、今まで5万円ぐらいで泊まれていた部屋が15万円ぐらいになっているのです。
コロナ期のうっ憤を一挙に晴らしているといった感じがしないでもありません。
超一流ホテルだと30万円ぐらいからの値段となっており、驚くばかりです。
「こんな値段で一体だれが泊まるのか？」ということですが、ずばり海外からの富裕層に違いありません。
円安も大いに影響していると思われます。
「東京の動きや雰囲気を知っておかなければ」との思い込みで、今までホイホイと東京へ行っていました。
が、3，4泊で50万円近い宿泊料となると話は別で、少し東京出張を減らしていこうという気持ちになります。
しかしながら多少そんな日本人客が増えたとしても、別に日本人に泊まってもらわなくてもいいということなのでしょう。
私が子供の頃は、日本の高級ホテルに泊まれる日本人は稀でした。
経済の高度成長を経て、だんだんと日本人でもそういったホテルに宿泊できるようになり、それどころか海外の高級ホテルですら平気で利用することができるようになりました。
それがまたチョッピリ昔に戻ったということなのでしょう。
この際日本は、世界最高峰の観光大国を目指していきたいものです。
