お気に入り

地下の書庫とは別に、書斎の隣の部屋に新しい書棚が入りました。

色も大きさも材質も「お気に入り」で、以前からずっと置いてあったようにピッタリと馴染んでいます。

こういう「お気に入り」が身近に来ると、モチベーションがより一層高まることが分かりました。

ヤル気が増すのです。

逆にそれがあるだけでモチベーションが下がるモノもあります。

そういうのはサッサと処分するのが一番です。

例えば何年も着もしないのにスペースを占領している洋服などをゴソッと捨て去ると、その瞬間から運気が上がっていくのを感じるはずです。

下着や靴下や作業着はそのまま捨てるのではなく、いったん洗濯してから感謝の念を持って捨てることにしています。

それがお世話になったモノへの礼儀のような気がするからです。

私は本はほとんど捨てないのですが、買ってはみたものの読まずに置いてある本がたくさんありました。

内容のハードルが高く、読む入口の所で気持ちが萎(な)えてしまっているのです。

が、「ヨコ勉」を開発してからは、そういった本を片っ端から読破していけるようになりました。

鬱陶(うっとう)しかった本たちが、読み終えた後、一気に輝き出すという経験をしています。

自分のまわりを「お気に入り」のものばかりにすると、それにつられて自分も最高のパフォーマンスを発揮できるようになります。

コロナで人との交流が減ったと思うのですが、案外、それでどうってことがないことが分かったりしました。

これを機に、自分と相性の良くない人脈や、性根の悪い人脈との交流はやめてしまった方がいいかもしれません。

いい人脈は自分を成長させ、悪い人脈は自分も堕落させます。