最高のモノを最小のロットで持つ

ミニマリストという言葉をご存知でしょうか?
できるだけモノを持たずに生活しようとする人たちのことです。
私もその1人になろうと思っています。
ただし「貧乏くさい」ミニマリストは御免です。
最高のものを、最少のロットで所有していきたいと思っています。

「1日1捨て」や「断捨離」や「掃除」を実践していると、最終的にはミニマリストに落ち着きます。
少数のいいモノを大事に扱っていくのがミニマリストの真骨頂です。
先日読んだ、あるミニマリストの本の写真では、洋服を針金のハンガーでつるしていました。
こういうのは論外です。

別の話ですが、ある女性は景品についていたようなマグカップでコーヒーを飲んでいました。
それを見た「断捨離ミニマリスト」が、その人に尋ねました。
「あなたはどんな女性になりたいの?」
「エレガントな女性です」
「じゃあ、そのマグカップは相応(ふさわ)しくないと思わない?」

その指摘でその女性は安物のマグカップを捨て、飲むたびに豊かな気持ちになれるコーヒーカップを買い求めたということです。
いいモノと接すると自然に心豊かになるし、モチベーションも上がるのです。
いいモノからはいい波動が出ています。
そしてその波動が幸せや成功や繁栄を呼びこむのです。

いい友を選ぶのも全く同じ論理です。
いい友人たちからはプラスの波動を、悪友からはマイナスの波動をもらいます。
ならば、いかにいい友人たちと接し、悪い人たちからは離れて行くかというのが、人生にとって極めて重要なことだと思うのです。

「1日1捨て」を実践していると、家でも会社でも捨てるモノがなくなってきました。
ということは、モチベーションが上がるものだけが残ったということでもあります。
小さな会社を目指していると、モチベーションの上がるスタッフだけが残りました。
職場環境の良さだけから言うと、日本の会社の上位3%に入るのではないかと感じています。

モノが少ないと掃除がしやすいのです。
住みやすい家は、掃除がしやすい家でもあります。
モノを捨てると、もうそれだけで運気が上がるのです。
むろん気持ちも上向きになるのは言うまでもありません。