歴史を現地で見る

一番多い時だと、年に8回も海外へ行っていたことがあります。

昨年はバンコクへの1回だけ。

今年もコロナの影響もあり、予定はゼロです。

しかしながら海外へ行けないのでガックリきているかと言えば、案外そうでもなく、かわりに国内クルマ旅にハマっています。

今は神社巡りが主ですが、来年からは史跡やミュージアム巡りもしていこうと考えています。

今までも歴史との関係が深い場所に、たまたま足を踏み入れ、そこからその時代に猛烈に興味を持ち出した経験があります。

私の自宅から2時間半ほど歩いた山の上に中山寺奥の院という所があります。

「ここに応神天皇と武内宿祢(たけのうちのすくね)が足を踏み入れた」旨の看板をそこで見かけ、2,000年の時間を超えて自分もまたその場所に立っている不思議さに感動したことがあります。

そこから機会を見つけては日本古代史の本を読み続けました。

天皇をお祀りする神社は「桓武天皇平安神宮」や「明治天皇明治神宮」や「応神天皇宇佐神宮」などがあります。

日本で一番数が多い八幡神社は、宇佐神宮総本宮で、ご祭神はすべて応神天皇です。

なぜ応神天皇を祭る神社がこれほど全国に浸透しているのかは、何か訳があるはずです。

武内宿祢は5代の天皇に仕え、295歳で亡くなったとあるのですが、これは多分「武内宿祢」という名前を子孫が代々受け継ぎながら、天皇のもとで仕事をしてきたのではないかと思われます。

もう一つの体験は、新東名高速道路の長篠設楽原パーキングエリアで、信長本陣跡を見たことです。

酒井忠次の大迂回作戦のあらましを現地で知り、感嘆しました。

そこからまた戦国時代へも、のめり込むことになったのです。