画期的「ヨコ勉」

今の状況を一言(ひとこと)で言うと「勉強したい気持ちが止められない」なのであります。

特に「ヨコ勉」を開発してからは、学習モードがより一層進化しました。

理数系や技術系や語学の本は、たいてい横書きです。

横書きの本は机に向かって勉強するという姿勢になり、リクライニングチェアに座って「飛ばし読み」するといった感じとは大分違うわけです。

何かのキッカケで横書きの本も「飛ばし読み」してみたら、結構これが具合良かったのです。

真面目に精読しようと思ったら、もう読む前にハードルが高くなりすぎていて、読むことすら放棄してしまいます。

そのようにしてツンドクになっている本が多数ありました。

「ヨコ勉」では同じテーマの本を「理解できても、できなくても」片っ端から読み飛ばしていくのです。

私の場合、最近では「決算書(会計)」や「不動産の税金」にトライしました。

ヨコ学の肝は「何冊も読んでいく」ということ。

精読しても分からないのに、飛ばし読みなどしたら、もっと分からないのは当然です。

でも気にせず、次々と読んでいけばいいのです。

1冊や2冊読んで分らなくても、5冊や6冊読んだ頃には、何となく分かって来ることがあります。

これが100冊ともなれば、相当わかってくるのではないでしょうか(私は日本古代史をこの方法でマスターしました)。

いい加減な読み方ではあっても「1冊の本を読み上げた」という達成感は得られるので、これが次へのモチベーションへとつながります。

わからないから苦痛であって、わからなくてもいいとなれば、読書や勉強の邪魔をするものがなくなってしまいます。

これは学生時代には全く気がつかなかった学習法で、また一つ新しい武器を手に入れることができました。