運気のいい不動産

実力もあって、人一倍努力もして大成功してきた人が「成功するには何が一番大切か?」と聞かれ、「運」と答えるケースが少なくありません。

また「運のいい人とだけ付き合う」、あるいは「運の悪い人とは付き合わない」というのを座右の銘にしている人もいます。

私が本で読んだ限りでは、松下幸之助竹村健一がそうです。

現役の会社創業者や社長の中にもそういう方針の人たちが結構いるのですが、ここではあえて名前を出さないでおきましょう。

私の本業は不動産業ですが、不動産にも「運のいいもの」と「悪いもの」とがあります(そのどちらでもないものも多いのですが)。

所有する場合は、運のいい不動産だけにしておかないと、運の悪い不動産を持ってしまうと、次第に本体の運気まで悪くなってしまいます。

当社のコインパーキングのビジネスモデルは、土地から購入して、自社で運営するというものですが、素直で運がいい土地だけを選んで買うようにしています。

一度購入したら早々に売るようなことはなく、長期間一緒に頑張っていく「働く仲間」といった感じになります。

従って愛着もあるし、できる限り掃除もするようにしています。

不動産会社(特にマンション・デベロッパーや建売業)の場合、不動産がB/Sの「流動資産」の「棚卸資産」の項目に来ることがあるのですが、インカムゲインのみを目指す当社の場合は「固定資産」です。

土地は減価償却しないので、キャッシュフローに気をつけなければいけないのですが、少なくとも「稼ぐ力」になってくれているのは間違いがありません。

生活雑貨でも、服でも、不動産でも、お気に入りで、運気の良いモノに囲まれた生活は爽快であります。