本はたくさん読んでいるのですが、全く読む気にならない本があります。
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それは字が細かい本。
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ならば最初から買わなければいいではないかということなのですが、ネットで注文することが多いので、本が届くまで分からないのです。
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最近の本は字が比較的大きくなり、また行間をたっぷり空けることが多くなりました。
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そんな本は速読がしやすく(内容はともかく)私は大好きです。
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また私の場合、縦書きの方が横書きよりもずっと速く読めます。
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横書きには「語学」や「理数系」の本が多く、横書きの本を読む時はリラックスして読書するというよりも、机に向かって勉強するといった感が強くなります。
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しかしながら最近、横書きの本に対しても速読(と言うか、手抜きの読み方)の要領がつかめ、机に向かって何冊も読んで(読み飛ばして)いくことができるようになりました。
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先日から、今までツンドクになっていた「決算」、「財務」、「会計」などの本を片っ端から読み進めています。
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そうすると“やっぱり”何かしら分かってくることがあるのです。
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そういう種類の本を読んでいると、どうしても自社の財務や経理のことが頭に浮かび、本に目は通しているのだけれど、頭の中は本から浮かんだアイデアがグルグルと駆け回っていることがあります。
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これはセミナーを聞いている時にもよく起こる現象で、そんな時は気にせず、そのままどんどん読み進めていけばいいと思っています。
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著者の中には面白い人たちがいて、私も触発されることが多いのです。
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例えば『会社四季報』が出版されるたびに(年に4回出ます)、1週間かけて最初から最後まで全部読むという人がいます(厚さが10cmぐらいあるので、きっと難行苦行でしょう)。
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またビジネスマン(IT企業の取締役)だけど、決算書を読むのが趣味だという人もおり、今まで何千ものB/S・P/Lに目を通してきたとのことであります。