本の読み方にも色々あって、何が正解だということはないと思います。
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私は多読はできるのですが精読は苦手です。
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精読が必要と思われるような(難しくて重要な)本は、速読で何度も繰り返し読むことにしています。
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昔「不動産コンサルティング技能試験」というのがあり、かなりプレッシャーだったのですが、人の何倍もの速さで教科書を読んでいけたので、速読がとても重宝したことを覚えています。
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試験勉強にも応用できるということが分かったのは収穫でした。
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最近の私の速読は、より進化(というより「よりひどく」変化)しており、ほとんど飛ばし読みに近い読み方になっています。
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新聞や雑誌を端から端まで読む人はおらず、自分が興味を持ったところだけを拾い読みすることが多いと思います。
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本だって同じ読み方でいいと割り切ったわけです。
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ときたま、目で追うスピードに、ページをめくる指が追いつかないことがあります。
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私が一番苦手とするのは字が細かい本です。
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これは端(はな)から読む気にならず、あっさりとギブアップします。
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横書きの本も苦手です。
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横書きは語学や理数系や技術の本が多く、リクライニング・チェアでリラックスしながら読むわけにはいかず、机に向かって「勉強」という感じにならざるを得ません。
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私はこれを「ヨコ勉」と呼んでいるのですが、最近この「ヨコ勉」が変化してきたのです。
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「わからないところ」に固執せず、どんどん読み進めていくようにしました。
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「ヨコ勉」も「飛ばし読み」化してきたわけです。
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そのかわり1冊読み終えたなら、すぐにまた次の本を読んでいくという風に、要はたくさんの本を読んでいくわけです。
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(日本史の本は縦書きなので)「ヨコ勉」ではないのですが、私はこの方法で日本古代史をマスターしました。