希望の1万冊読書

ある人が知人の塾で英語を教えることになりました。

それなりに熱心に生徒たちに英語を教えていたつもりだったのに、1年後、だれも志望校に合格しなかったそうです。

これはその人にとっては大ショック。

しかしながら気を取り直し、英語や英語教育の本をポツポツと読んでいくことにしました。

結果、1万冊読み、今では英語の(有名な)カリスマ講師です。

何かで一流になろうと思ったら、そのことに1万時間費やせばいいという「1万時間の法則」というのがあります。

が、「1万冊の法則」というのもあるかもしれません。

何かの分野で1万冊の本を読めば、間違いなくその分野で一流、もしくは超一流になるはずです。

専門分野が狭い場合は、そもそもその分野で1万冊もの本が出ていない可能性もありますが、例えば「英語」や「歴史」だと、いくらでも本が出ているはずです。

専門書を「理解できても出来なくても」どんどん「読み飛ばし」ていく方法を「ヨコ勉」と名づけました。

専門書には横書きの本が多いからです。

いま「会計」や「財務」や「税務」や「決算書」の分野に、ヨコ勉を応用しています。

その分野には今までからも興味があったので、買って読まずにツンドクしている本がいっぱいありました。

今それらを片っ端らから読破していっているというわけです。

あまりに調子がいいので、追加でそのテーマの新しい本を注文したぐらいです。

何かの分野に今から1万時間費やすのは大変ですが、本を1万冊読むのはそう難しいことではありません。

そう思うと、何かひじょうに希望が湧いてきたのです。