良くなっていくしかない

「自分も人生も良くなっていくしかない」という思い込みを持つと、本当にそうなっていくから不思議です。

いま具合が悪いのに、それを「いい」と強弁するのは、いかにもウソっぽい感じがして、潜在意識もあまり相手にしてくれないかもしれません。

が、「どんどん良くなっていく」のは将来の話であって、今の事実を語っているわけではなく、ウソでも何でもありません。

60歳代が自分の仕事人生の中で最高だったという人を何人も知っていますが、倦(う)まず弛(たゆ)まず努力を継続させていくと、60代で一気に実績と才能が開花するということだって当然あると思うのです。

私の場合それにプラスして、60歳の時に神道に目覚めました。

伊勢神宮に毎月参拝していると、概念的な「神」ではなく、「常に神さまに守られている」という実感が湧いてきます。

正しい方向に(1日も休まず)努力していると、豊かな果実が実るのは何ら不自然なことではありません。

ハッと気がついたら、「とんでもなく遠い所に到達していた」なんてことも起こるに違いありません。

私は天から思いもかけず1台のクルマが与えられ、日本国中を走り回る態勢が整いました。

来年から水曜・木曜がフリーになり、気になる神社や史跡や博物館を巡っていきたいと思っています。

もうそれだけで、今までの何倍も人生が豊かになりそうです。

ファミリーが増えるというのもうれしいですね。

本がいっぱい読めるというのもうれしいのです。

本を読むと、収入が増えるだけでなく、心も豊かになります。

私は95歳までバリバリの現役で働くつもりなので、今を晩年だとは思っていませんが、晩年ますます豊かになっていく人生ってゼッタイいいと思うのです。