世の中の動きと不動産

平成元年は1989年ですが、実はこの年には重大事件がいくつも起きているのです。

まずは昭和天皇が亡くなられました。

手塚治虫美空ひばりなど、各界の超一流もこの年に亡くなっています。

64日には中国で天安門事件が起こっています。

119日にはベルリンの壁が崩壊し、東西のドイツ統一のキッカケになっています。

壁の崩壊だけでなく、日本ではバブルの崩壊も始まり、また2年後にはソ連の崩壊も起こりました。

昭和から平成に移ったのですが、経済的には昭和がインフレ、平成がデフレと、完全に潮目が変わりました。

1989年41日から消費税が導入され(最初は3%)、以降、あれだけ輝いていた日本経済はガタガタになりました。

私など、今からでも遅くないから消費税をゼロにすべきだと思っています。

土地は上がり続けるものだと思っていたのが、下がるようになってきました。

また東京の地価と、地方の地価とでは動きが違ってきました。

東京の中でも、その核である千代田、中央、港区は、今後も下がることはないと考えられます。

つまり財産としての不動産を持ちたいのであれば、そのエリアの中の不動産を所有すべきということになります(利回りを狙うなら、また別ですが)。

地方でも、札幌や仙台や福岡といった、各ブロックの中心都市に人も経済も集中しだしました。

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大学生の人数が男女均衡となりました(私が卒業した関西の私立大学など、ここ2,3年で半分以上が女子学生になりそうです)。

東京の人口が増えているのは、実は地方の若い女性が東京に集まってきているからなのだそうです。