お金持ちになるには方法は2つしかなく、それは「お金を稼ぐ」と「お金を貯める」。
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この2つは別々のベクトルを向いていて、同じ作業ではありません。
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年収1,000万円を超える「勝ち組サラリーマン」でも預金をほとんど持っていない人も少なくないと聞きます。
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ある雑誌の記者が商社特集をした時、多くの商社マンと接したのですが、誰と話しても聞かされたのが「金がない」。
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まわりも派手な生活をしており、それに合わせていると(合わせないとお付き合いできない)ついつい出費が多くなってしまうのでしょう。
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私のように「自営業に毛が生えた」程度のポジションにいると、交流関係も自分で選択でき、これもまた実に気楽なことなのです。
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六本木のIT社長の中には、まわりの社長仲間に合わせようと、随分ムリをしている人もいるのではないかと思うのです。
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逆にあまりにケチだと人としての魅力に欠けます。
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このへんの兼ね合いが少々難しく「大人の知恵」が求められ、人生の達人になるためのちょっとしたハードルでもあります。
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ある人が若い頃、酔った勢いもあり、街の占い師の店に入りました。
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ほかの人は誰も知らないような個人事情を最初に指摘され、ドギマギしている後に言われたのが「これからの人生に成功したければ、お金を稼ぎ、そして貯めなさい」とのアドバイスでした。
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占い師らしからぬアドバイスという感じもしますが、その人はその言いつけを守り、のちのち不動産投資家として成功しています。
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株式投資のことはよく分かりませんが、不動産投資では種銭(たねせん)を貯めることがまず第一歩です。
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逆に言えば種銭も貯められない人が、不動産投資をしてはいけないということでもあります。