AIと専門職の競合

日本は人口が減っているのですが、特に生産人口の減少が顕著なので、いろんな分野での人手不足が問題になっています。

それを補おうとして、外人労働者の流入が解禁となりました。

各地のホテルで外国人スタッフと接するし、東京の早朝のコンビニでは外国人店員しかいないことが少なくありません。

ロンドンやパリへ行くと、さまざまな人種が「普通に」存在していて「いったいここはどこの国なの?」と錯覚することがあるほどです。

日本の社会もここ10年ほどで急激に変化していくのは間違いありません。

私はその現象にネガティブではないのですが、日本が日本たりうる最後の砦は「神道」と「日本語」だと思っています。

今は労働力不足が目につくのですが、もう少しAIが発達していくと、どうなっていくのかはよく分かりません。

自動運転が進んでいくとトラックやタクシーの運転手がいらなくなっていきます。

労働力不足どころか、一挙に人手が余ってしまう可能性だってあるわけです。

余談ながら「自動運転のドローンタクシー」なんていうのも、そんなに先の夢物語ではないと思うのです。

ホワイトカラーの仕事だって、かなりの部分がAIに取って代わられるようになるのではないでしょうか。

大企業の何十人もいた経理部門が、たった2人ですむなんて現象も平気で起こると思うのです。

公認会計士や税理士のような専門職もいらなくなっていくかもしれません。

ブロックチェーンでも仮想通貨だけが脚光を浴びていますが、例えば不動産の登記システムにも応用が可能です。

そうすると今の司法書士の仕事のあり方がかなり変わっていくと思うし、ひょとしたら司法書士だって必要なくなっていくのかもしれません。