ストックビジネスでは、1回きりの売切りではなく、繰り返しサービスや商品を提供します。
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例を挙げれば、ダスキンのリースや、ジレットの髭剃りの替え刃で儲けるというビジネスがあります。
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ストックビジネスには、既存の顧客をキープしながら、新しく獲得した顧客を足していけ、毎回ゼロからのスタートではないというメリットがあります。
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それに比べフロービジネスでは、いくら今月の売上げが上がっていたとしても、来月はまたゼロから始めなければなりません。
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ストックビジネスは、将来その「事業自体」を売ることができるという特徴もあります。
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つまり積み重ねてきた努力がムダにはならず、形のある価値として残っていくわけです。
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私も若い頃は、自分のビジネスがストック化できるのかどうかも考えずに、ただ闇雲(やみくも)に頑張っていました。
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不動産仲介業はフロービジネスです。
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毎回ゼロからのスタートはキツイし、体力勝負のような側面もあるので、プロ野球選手と同じで、いつまでも現役というわけにはいかないのです。
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不動産管理業はストックビジネスですが(将来はITの発達で分かりませんが)今のところ人手がスゴクかかります。
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例えば民泊などはストックビジネスですが、3つほどのビジネス・ポジションが考えられます。
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ひとつは物件のオーナーになること。
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もう一つは運営(オペレーティング)を担当すること。
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最後の一つは集客(マッチング)です。
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ひとつの物件で、自分1人ですべてこなしてもいいのですが、どこかの業務に特化し、数を増やしていった方が、ビジネス的には優れているかもしれません。
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人手を使うオペレーティングや、ITを活用するマッチングは、私には多分ムリです。
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ならば物件オーナーしかないのですが、物件を自分(自社)で所有するオーナーもいれば、借りてオーナーになる方法もあります。
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私の場合は「物件所有」オーナーが、やはり一番落ち着くような気がしています。