いいモノは幸せをもたらす

「いい靴は素敵な場所に連れて行ってくれる」という言葉がありますが、本当にその通りだと思います。

私もファッションに目覚め、いろいろと試行錯誤して分かったのは、オシャレのポイントは靴だということです。

フォーマルな靴であるのか、カジュアルな靴であるのかによって、着る服がガラリと違ってくるのは当たり前の話でもあります。

値段と品質とが一番正比例しているのも靴なのだそうです。

つまり高い靴を買っても後悔することはないということでもあります。

服のファッションでも、何度も失敗して初めてセンスが磨かれるという面がありますが、靴も全く一緒で、最初はヤッパリ失敗するのです。

ビジネスの場合「茶色の靴(黒以外の靴)を履いている人に仕事がデキる人はいない」という、今までの観察から生まれた経験則があるのですが、いま私は茶色の靴を好んで履いています。 

むろん伊勢神宮の正式参拝の時は(キチンと)礼服に黒い靴を履いているのですが、普段のビジネスや会食の時は茶色の靴が多いのです。

いま世界の一流レストランでもドレスコードはカジュアルスマートが多く、それに靴を合わそうとすると「抜け感」がある茶色が案外フィットしたりするのです。

いい靴やいい服を着用すると、ホテルやレストランでの扱いが明らかに違ってきます。

自分がお店の人の立場で考えたとしても、やはり良い服装をした、いい顧客に来て欲しいわけです。

いい靴は素敵な場所に連れて行ってくれるし、いい服装は素敵なサービスをもたらしてくれるのですが、カバンにも同じことが言えそうです。

先日、気に入ったスーツケースを買ったのですが「お気に入りの旅行カバンはワクワクする場所に連れて行ってくれる」ことを知りました。

言霊(ことだま)には物事を成就させる力が秘められているのですが、ひょっとしたら「物霊(ものだま)」というのもあり、モノが幸せを呼びよせることだってあるような気がするのです。