偉大なる錯覚

1日も休まない」を目指していると、さすがに仕事や勉強や趣味など、すべての面で充実してきました。

20代はデートで忙しかったり、30代は家族サービスをしなければいけなかったり、40代はリーダーとしての重責があったりと、それぞれの世代において大変なのですが、私は66歳なので(申し訳ないけれど)それらからスッカリ解放されております。

つまり自由自在。

自由自在なのですが、神さまから与えられた貴重な時間をつまらないことでムダ遣いしてはいけないという気持ちが強くあります。

昔は潜在意識の活用の仕方があまりよく分からなかったのですが、それでも「こうなりたい」とか「これが欲しい」とかいった夢を紙に書いていました。

今から振り返ると、やっぱり実現していることが多いのです。

唯一、会社の形態だけは大いに違っており、もっと大きな会社になっているはずでした。

が、これだって、今の会社の状態(小さな会社)の方が私にとってはずっと快適で、また経済的にも安定しているように思います。

1日も休まない」と言うと、何か大変なように感じますが、要は好きなことしかしないのだから「1日も心底(しんそこ)休みたくない」のであります。

物事を成就させる一番大きな要因は「やる気の継続」なのは間違いがないと思うのですが、それプラス「潜在意識の活用」があれば、もう鬼に金棒なのであります。

私の地下図書館には2万冊の本がありますが、英語の本となると150冊程度ではないかと思います。

私の「やることリスト」の中に「英書(英語の本)を1万冊読む」というのがあります。

が、書いているだけで、まだ本格的には読み始めていません。

仮に12冊ずつ読んで行けば「わずか」15年ほどで達成してしまえます。

日本語の本でも、最初「12冊読む」なんて目標を立てた頃は「ちょっと法螺(ほら)を吹きすぎかも」と思っていたのですが、今は17冊を現実に読んでいます。

そうすると英書だって、12冊なんて「謙虚に」目標を立てているのですが、もう5年もすればアッサリ「17冊」読んでいる可能性があるような気もするのです。

できるかどうかは実際分かりませんが、この錯覚が潜在意識の世界ではとても大切だと思うのです。