勉強しよう!

TOEICの県別受講者数と平均スコアの一覧表というのがあります。

英語に留(とど)まらず、各県別住民の勉強意欲がこの表を見ていると、なんとなく分かるような気がしました。

平均スコアが断トツ1番なのは東京都で612点(やっぱし)。

2位が京都府597点、3位が神奈川県の588点。

その次が意外にも(失礼!)茨木県578点、そして兵庫県576点、大阪府574点と続きます。

逆に低いのは徳島県498点、そして鹿児島県の511点、岩手県518点、同じく山形県518点、群馬県520点となります。

ちなみに受講者数は、東京都、神奈川県、大阪府、愛知県、千葉県、兵庫県と続くので、これはまあ順当といったところです。

ある地方銀行の行員が東京出張所に転勤になったのですが、カフェに行くと、まわりがみんな勉強しているのを見てビックリしたそうです。

自分がいた地元では誰も勉強などしていないからです。

私も本屋さんを覗(のぞ)いた時によく思うのですが、東京の丸の内や大手町などの書店では、私が欲しいと思う本がよく揃(そろ)っているのです。

その周辺はデキるビジネスマンが多いからだと思うのです。

世界の街を訪れても(優秀な人間が多い)金融街にはレベルの高い書店があります(ついでに言うと金融街には美味しいレストランも多いのです)。

話を戻すと、やっぱり勉強はしたほうがゼッタイいいと思うのです。

社会人になってからどれだけ頑張るかが、人生の成否を決めます。

たとえ偏差値の高い大学に入っても、社会に出てから勉強しないと、あっという間にアホになってしまいます。

医者や弁護士のような、取得するのが大変な資格が必要な職業でも、そのあとも継続して勉強している人は案外少ないのではないかという印象を持っています。

勉強の意外なメリットとして「勉強中はお金を使わない」ということが挙げられます。

ただし私のような本好きは、毎月本代に(私にとっては)莫大な金額を支払っていますが、これはまあ一種の「研究開発費」であって、仕方がないと割り切っています(というか、本代は一切ケチらないと決めているのですが)。