河口湖から東京クルマ旅 その8

2日続けてホテルでの会食が続きます。

中身のある人たちと一緒に食事をすると、会話自体が勉強そのものです。

今回は日本の大学を卒業してからアメリカの大学院で学び、外資系の金融機関で計7年間勤務した人との会食でした。

最初はニューヨークで、そのあとはヘッドハンティングされ、ロンドンで働いていたそうです。

ロンドンは物価も高く、また食事のレベルが低いのです。

何を食べても不味かったとのこと。

私も経験があるので、100%納得です。

しかしながら段々とロンドンでの居心地が良くなってきて「このまま一生ロンドンに住もうか」と思うようになり、永住権を取る直前までいったそうです(ある事情があり、日本へ帰国)。

イギリスは階級社会というのは聞いていますが、会社の中でも露骨に差別感があるとのこと。

例えば同じイギリス人でも、イングランド人が一番上で、その次にスコットランド人、そしてウェールズ人と続き、アイルランド人が一番下に来るそうです。

サッカーやラグビーのワールドカップでは、イングランドスコットランドウェールズアイルランドからそれぞれ独自のチームが出場し、イギリスとしての統一チームはありません。

それぞれが相当に敵愾心を燃やしているのだそうです。

イギリスの会社で社長も参加する会議では、必ず上着とネクタイが必要で、そのことを知らなかった知人は危うく大恥をかくところだったそうです(最初にいたアメリカの会社では、そもそも社長からしてラフな格好をしていたので)。

イギリスでビジネスをする場合は、靴の色にも注意が必要です。

黒が当然で、茶色だと軽く見られ、グレー(灰色)の靴ともなると、それは労働者階級を表し、最初から話にならないのだそうです。

 

*帝国ホテル東京「天ぷら 天一

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