いい仲間と美味しい食事

友人たちと3人で食事をしました。
みんな自分の会社や事務所を経営しています。
同じ立場なので話が弾むのです。
年齢差は17歳で、私が一番年上。
「自分より年下で優秀な人間とつき合い、刺激を受ける」は、今後の私にとって非常に大切なことなのですが、この日の会食はこの目的にピッタリでした。

つまらない会合に出てしまい、後悔とストレスを持って家に帰ることが、今までは”たま”にありました。
最近は参加する会合を絞っているので「時間のムダだった」というのは少なくなったのですが、こういった少人数の会食は中身が濃くて面白いのです。
夜は何もなければ本を4冊読むわけですが、「本4冊分」以上の値打ちがあるかどうかで、その会合に参加するかどうかを決めることが多いのです。
しかし最初から「刺激を受ける」友人を選んでの会食ならば、ハズレはありません。

会話をしていて面白いのは、まずは本をよく読んでいる人。
そして旅行をよくする人。
また仕事に打ち込んでいる人は、当然のことながら面白いのです。
会社のスタッフたちとの会食も、私にとっては楽しいことが多いですね。

食は文化だと思います。
和食にせよ、フレンチにせよ、イタリアンにせよ、中華にせよ、ミシュランの星がつくようなお店は、ものすごい努力がなされています。
お店の構や内装も立派です。
それに見合う料金も設定されています。
それらを食べに行くファンがいなければ、文化は継承されていきません。

若い頃は食べる量が満たされることが一番でした。
また食事に時間をジックリかけるほど、気持ち的な余裕がありませんでした。
これからはそうではありません。
いい仲間と美味しい食事をするのは、本4冊分より値打ちがあるのです。