学生時代は小説をよく読みましたが、社会人になってからはフィクションが読めなくなりました。
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が、最近になってマンガを読みだすようになったのです。
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マンガにはピンからキリまでのレベルの差があるのですが、優れた歴史マンガなどを読むと、ものすごく勉強になります。
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私は『キングダム』を読んで、中国の歴史に俄然興味が湧きました。
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歴史の教科書なら「秦が中国を統一」の一行で終わるのですが、秦が当時7つあった有力国を統一していく過程には(当然ながら)さまざまな物語があることを知りました。
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確か50数巻あると思うのですが「この世に生まれて、このマンガを読まずに死ねるか」と思うぐらい、優れたものでした。
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新選組を題材にしたマンガもいくつか出ており、それらを全部読んでいくうちに、段々と新選組に詳しくなってきました。
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新選組の剣の使い手ベスト3は「永倉新八」、「沖田総司」、「斎藤一」と言われています。
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近藤勇などは実戦にムチャクチャ強いタイプですが、吉村貫一郎(『壬生義士伝』の主人公)もまた文武両道の剣の使い手でありました。
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江戸時代のマンガを読んでいると「新門辰五郎」なる人物が出てきました。
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火消しの「を」組の頭(かしら)であったのですが、その小気味いい生き方には魅了されます。
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これだけ時代が経っているのに「新門辰五郎」を歌った演歌があることを知り驚きました(何人かの歌手が歌っています)。
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憧れの人物(ただし尊敬ではない)を問われれば、新門辰五郎を迷いなく挙げたいと思います。
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伊能忠敬やハインリッヒ・シュリーマンも私が目指す生き方のモデルです。
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両名とも若い時にシッカリとした財の基盤をつくり、第2の人生でもまた偉業を成し遂げています。
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ハインリッヒ・シュリーマンは10数か国語をマスターし、のちにトロイの遺跡を発見しています。