中国語挫折か?

中国語なんて簡単だとずっと舐(な)めてかかっていたのですが、このところ急に難しくなってきました。

 

オンラインレッスンの中国語には「お気に入り」の先生(ちゃんとサイトに登録できるのです)が3,4人いるのですが、必ずそれらの先生から習うようにしています。

 

もし「お気に入り」でない先生のレッスンを受けたならば、間違いなく挫折することが目に見えているからです。

 

中国語を勉強しようとするとき、中国人のマナーの悪さや、自分勝手で強権的な国の態度が頭に浮かぶと「貴重な時間を使って中国語なんか学ぶ価値があるのだろうか?」と途端にモチベーションが低下します。

 

簡略化された漢字にも未だに馴染めず、歴史的伝統と文化を断絶させた暴挙だという気が強くしています。

 

中国が今の体制になったとき、漢字を簡単にして文盲率を下げようという意図があったようですが、台湾や香港では伝統漢字のままで高い文化と経済を築いています。

 

今もし私が中国語をギブアップするなら、今まで勉強してきた4年間がパーになります。

 

しかし気合も入らないまま、このまま中国語学習を続けるのは、それこそ「時間のムダ」にほかなりません。

 

何千億円という資金を投入したにもかかわらず、国産ジェット機の開発断念の苦悩の決断をした三菱重工の気持ちがよくわかる気がします(スケールは全然違いますが)。

 

中国語を「損切り」して、その分たとえば英語を勉強したほうが百倍ぐらい有効なのは間違いありません。

 

一方、十数カ国語を駆使したハインリッヒ・シュリーマン(貿易商で巨万の富を築き、のちにトロイの遺跡を発見した)という人がいるのに、たかが中国語ぐらいで音を上げていていいのかという気持ちもあります。

 

ということで、もう少し悩んでみようと思います。