東京に学びに行く

勤勉なイメージがあるドイツ人ですが、
残業はほとんどしないようです。
しかも年に1度、1か月ほどの休みを取ります。

それでいて欧州経済の屋台骨を支えているのですから、
よほど効率的な仕事をしているのに違いありません。

不動産仲介業に従事していた若い頃の私は、
水曜日だけが唯一の休みでした。
それも時たま仕事に消えていきました。

そうなると休みの日はひたすら日常の疲れを取るだけに
必要で、趣味すら続けることができませんでした。

水曜が休みだと子供たちと休みの日が重ならず、
一緒に遊ぶ時間も取れずに来たことが、
今でもちょっぴり心のキズとして残っています。

飲食業に従事する人たちや百貨店に勤務する人たちも
同じように大変だし、その家族の人たちも大変だと
同情します。

今の当社は土曜・日曜・祝日が休みという普通の会社に
なっているのですが、私自身は平日と休みの日の区別が
つかないぐらい、ずっと仕事をしているとも言えるし、
ずっと遊んでいるとも言えます(というか、勉強してます)。

私のように自営業に毛の生えたようなポジションだと、
わざわざ混んだ土日に旅に出なくても、
平日のゆったりした日に自由自在に旅することが可能です。

一方、ビートとの散歩の間も、プールで泳いでいる間も、
頭の中はずっと「次の一手」のことを考え続けています。

次の一手」のヒントを得るべく、有料のコンサルティング
申し込むことも少なくないのですが、東京へ行かないと
良いコンサルタントに出会えないという事情があります。
そこで今年は既に5回もの東京出張の予定が入っているのです。