休みの話

私は大学を出て、いったんは大手不動産会社に勤めています。

そこを3年で無事「卒業」し、そのあと“ひょんな”ことで不動産仲介業に従事することになりました。

不動産仲介店や販売店は今でも水曜日を中心に定休日を設けているところが多いようです。

これは私が売買仲介業を始めた40年前からそうだったので、相当昔からの慣習であります。

会社を始めたばかりの頃は、唯一の定休日である水曜日もロクに休めず、またその日の夜に経理学校に通ったりしていたので、心身ともに相当キツかったのです。

水曜日が休みだと土日に子供たちと遊んでやれることができず、これが今でも心の傷として残っています。

1989年をピークとするバブル崩壊のあとは年中無休にし(社員は休みがありましたが)私は休みなしで頑張りました。

会社が潰れる心配がなくなった頃、水曜日だけの定休日だったのを、火・水の連休としました。

週休2日にすると、こんなに体も心も楽なのかとビックリしたことを覚えています。

4年前には遂に土・日に定休日を変更し「普通の会社」なみになりました。

これも何となくうれしかったことを覚えています。

で、今回(私だけですが)週休5日に移行することにしました。

週休5日にして勉強していかないと、自分が願っているレベルには到達することができないと悟ったからです。

正直なところ勉強は大好きなのでワクワクしています。

仮に「ワクワクすることが夢」であるとしたら、もう既に達成したとも言えます。

読書や語学に集中したいと思っていますが、お金儲けをやめて隠居するわけではありません。

いかに「知の集積」が投資の役に立つかを、実際に証明したいと思っています。