「レクサスのエスティマ」

経営計画書を作っている会社は、ごくまれだと思います。

経営計画書も作成せず会社経営するのは、海図も持たずに航海に出るようなものです。

あるいは設計図もなく高層ビルを建てるようなものでもあります。

と、まあ頭では分かっていても、これがなかなか作れないのです。

ところが自分の人生を重ね合わせた「経営・人生統合計画書」にすると、途端に分かりやすくなり、スラスラと書いていけるのです(体験者語る)。

3年後までにはこれを達成したい」とか「〇歳の時にはこうなっていたい」といった願いは誰にでもあると思うのです。

まずはそういった願いや夢や目標を全部書いてみることです。

書いてみれば小さな目標くらいであれば、自分の意志だけであっさり達成してしまえることが多いのです。

またもう少し込み入ったものだと、書いたあとは潜在意識に任せてしまえばいいのです。

書いてハッキリと方向を示さないと、潜在意識だって協力のしようがないではありませんか。

私も「経営・人生統合計画書」の中に「達成したいリスト」や「こうなっていたいリスト」や「欲しいものリスト」をゴチャ混ぜに書いています。

すぐに実現できてしまえるようなものもあるし、ほとんど大法螺(おおぼら)に近いものもあります。

そんなリストの中に「レクサスのエスティマ(が欲しい)」というのを書いていました。

エスティマは私の長年の愛車だったのですが渋滞対策機能がなく、クルマでの遠出が多くなったため、前車追従・渋滞対策のついた別の車種に(泣く泣く)買い替えました。

が、車内空間の広さを始め、エスティマの魅力が忘れられず、仕方がないので「欲しいものリスト」の中に「レクサスのエスティマ」と書いたわけです。

むろん、まだ影も形もありません。

ところが先日、上海自動車ショーでレクサスのミニバンが展示されるという新聞記事を読みました。

ということは、今年の終わりくらいには市販されるという可能性もあるわけです。

こんなことでも”とにかく”書けば、実現に向けて水面下で進んで行くのだということがよくわかりました。

おそるべし「書くパワー」!