人生勝利は書くことから

「なりたい自分」に相応(ふさわ)しい服装をしていると、その服装が自分を「なりたい自分」に引き上げてくれるというのは、一種の法則のようなものだと思います。

ところが、案外「なりたい自分」が何なのかがよく分かっていないのです。

そこを最初にハッキリと決めておくのが、人生勝利への鉄則に違いありません。

私は「5か国語ペラペラの資産〇〇〇円の旅人投資家」を自分のコンセプトとしました。

ワクワクするので、多分この目標で間違いがなく、ここにエネルギーも時間も集中していこうと思っています。

また目標達成だけにこだわるのではなく、存分に過程を楽しもうと思っています。

「なりたい自分」や「やりたいこと」を見つけるためには「書く」のが一番です。

書く時間は決してムダではなく、何倍にも(ひょっとして何百倍にも)プラスのリターンがあるはずです。

一倉定先生が口を酸っぱくして「経営計画書を作るべし」とアドバイスしても「忙しいので考えている暇がない」と言って作らない社長がほとんどです。

それに対し一倉定先生は「社長が経営計画書を作るより大事なことは何もない」と断言されています。

事実、1人で1週間ホテルに籠(こも)って書く社長もいます。

観察していると、確かに経営計画書を作った会社から繁栄しているようにも思います。

私の場合は経営計画書作成に何度も挫折した挙句、「経営・人生統合計画書」と形を変えてから、うまく行きだしました。

零細企業や1人社長の場合は会社と自分とは一体なので、会社と自分とを分けて考える方が不自然なのです。

また経営計画書は毎年1回作成しますが、「経営・人生統合計画書」の場合は、アイデアが湧いた都度、書きかえたり、追加したりしています。

書いた当初は「10年計画の夢」や「短期の最優先行動目標」がゴチャ混ぜになっていましたが、書き進めるにつれ段々と整理され、行動しやすくなりました。

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