孤高の語学オタク

フランス語も中国語も9段階あるうちの、下から2番目か3番目あたりのレベルをウロウロしています。
フランス語は難しいので、同じレベルを何度も繰り返して学習しています。
中国語よりも1年も早く学び出したのに、いまだに中国語と同じレベルにいるのはそのためです。

フランス語でも中国語でも(あるいは他の言語でも)、少し長い文章になると理解しにくくなります。
そんなときは文章を分解してしまうのが何よりです。
文章をいくつかに区切ってみると、ぐんとわかりやすくなります。
言葉の因数分解とでも言いましょうか。
どんなに長い文章でも、一つ一つの単語の意味がシッカリ分かってくると、当然ながら文章全体もハッキリしてきます。

フランス語も中国語も発音が難しいのですが、先生が読んだ後、オーム返しに声を出して真似をするというのがとても楽しいのです。
もうそれだけでウットリとしてしまいます。
語学オタクだと思っていたのが、実はもっとニッチな「発音オタク」だったことに最近気がついたという次第です。

中国語は漢字を使用するので、もうそれだけで最初から欧米人よりも有利な立場にいます。
日本語でも独自に簡略化している漢字があるのですが、中国語ではかなり奔放に変えてしまっています。
日本も中国も国交がなかったものだから、それぞれ(お互いに相談もせず)独自に変化させ、今では同じ漢字なのに似ても似つかない形になっているものも少なくありません。

中国語の(いま使っている)漢字の中には、いったい元(もと)はどんな漢字だったのかさっぱり分からないものもあるし、そもそも日本語にはない漢字も多いのです。
従って中国語を勉強していると、見たこともない漢字に出会うことがあり、ビックリしてしまいます。
近頃は漢字自体にもスゴク興味が出てきました。

ウェブレッスンを受けていてツクヅク思うのは、教え方が上手な先生と、そうでない先生とでは、学習効果が倍ぐらい違ってくるということです。
よって、講師は襟好みしないと、お金も時間ももったいないということなのです。

英語でもドイツ語でもフランス語でも「この先生なら大丈夫」という講師を3人ずつぐらい選んでいるのですが、中国語はほぼ全員の先生が一定以上のレベルをクリアしています。
2020年東京オリンピックの開会式までには(英語とドイツ語とフランス語と中国語の)4カ国語をマスターしてしまうというのが目標なのです。