語学のウェブレッスンでは、各言語で「お気に入り」の先生が決まってきました。
英語でも、ドイツ語でも、フランス語でも、中国語でも、大体2,3人の先生に絞ってレッスンを聴くようになってきました。
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何でもそうでしょうが、特に語学は相性のいい先生に習わないと上達しないように感じます。
相性の悪い先生だと、こちらのモチベーションも急激に下がってしまい、その言語自体にネガティブな気持ちを持ってしまいます。
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当初はシャカリキになってレッスンを取っていましたが、最近は相性の悪い先生しか予約できない時はパスするという「技法」を覚えました。
そういう時はその時間「自習」することにしています。
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私が一番できるのは英語で、次にドイツ語。
このあたりまでだと、旅行会話程度であれば“ほぼ”問題がありません。
そこからガクンとレベルが落ちて中国語とフランス語が続きます。
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フランス語は中国語よりも1年も早く始めているのに、今や私の中では中国語の方がフランス語よりも上になっています。
フランス語の文法は、正直言って「訳わからん」といった感じです。
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それに対して中国語の文法は「ゆるゆる」です。
簡略化した漢字を使っているので、ちょっと分かりにくい字もあるのですが、日本人には文字が最初から読めるというアドバンテージがあります。
欧米人が初めて中国語を習う時と比べると、圧倒的に有利です。
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難しいのは発音だけですが、それだって漢字一つ一つの「四声(しせい)」を覚えさえすれば、あとは難しい変化も例外もないので、実に簡単なのであります。
名詞の前の冠詞もないし、動詞の変化もありません(従って動詞には「過去形」も「未来形」もないのです)。
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ただし「イエス」や「ノー」に対応する言葉もなく、これは実に往生します。
言い淀んでいるうちに「ウイ」とか「ノン」とかが、つい出てきて「それはフランス語ですよ」と先生に笑われたりします。
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中国語の挨拶で「もうご飯食べましたか?」というのがあると本で読んだことがあるのですが、これは本当でした。
その挨拶はレッスンの最初に各先生からよくされるのです。
既に食べている時は「チーファンラ」、食べていない時は「メイチー」と答えます。