ある会のパーティーには毎回必ず参加していたのですが、今回は敢(あ)えてパスしました。
かわりに何をしていたかというと、家で勉強と読書をしていたのです。
非常に充実した時間を過ごせたので、寝る前に「パーティーに行かなくて本当に良かった」と心底思いました。
ちょっと「ひきこもり」傾向にあることも関係しています。
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語学のウェブレッスンは、英語とドイツ語とフランス語と中国語を習っているのですが、段々と佳境に入ってきました。
私にとっては昨年始めたフランス語が一番難しく感じます。
それに対し、中国語は今年から始めたのですが、来年の今頃は結構話せているのではないかという気がしてきました。
従ってフランス語と中国語の私自身の実力は同じぐらいなのであります。
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語学では先生との相性が大きな影響を持ちますが、ドイツ語では2人、フランス語では3人の信頼する先生がいます。
これに対し英語は、今はあまりピッタリくる先生がおらず、ついつい英語のレッスンを取らずに、他の言語を予約してしまいます。
意外にも中国語の先生は皆なかなか楽しく「お気に入り」の先生ばかりです。
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ウェブレッスンに集中しているときは一種の瞑想状態で、少しずつ知識が増えていったり、ちょっとずつ上手くなったりするのを体感するのは「至福のひと時」でもあります。
私は特に、先生が読んだフレーズを声を出してそのままオウム返しに繰り返す作業が大好きなのです。
うまくリピートでき、自分でも「なかなかイイじゃん」と思うことも少なくないのですが、如何(いかん)せん、しゃべった20秒後には完全に忘れているという、恐ろしい記憶力に自分でも驚いています。
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「語学というものは、コツコツと勉強し、何年もかかって習得するものだ」という思い込みがあったのですが、この際、そんなものは全部打ちこわし、フランス語も中国語も3年以内にメドをつけたいと思っています。
4言語も同時に勉強しているので、英語を勉強する時間があまりなくなってきたのですが、他の言語を勉強することにより、不思議なことに英語の実力も伸びてきたのです。
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語学を司(つかさど)る脳の部分が発達し、頭の中のシナプスがドンドンつながっていっているような感じです。
63歳からフランス語を、64歳から中国語を全くの白紙の状態から始めたというのが私の「売り」なのですが、こうなれば両方とも完ぺきにマスターして「外国語を始めるのに遅すぎるということはない」ということを自ら証明したいと思っています。